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1月例会報告

 1月14日の例会では、俗にいう「イヤイヤ期」の子供さんの行動のことが話題になりました。
 アドラー心理学では「イヤイヤ期」という表現はあまり使わず、「しっかり自己主張をできるようになった」とか「自分で選びたいという気持ちが高まった」というふうに捉えます。そのこと自体は子供の「ストレンクス(使える力)」としてプラスにとらえてよいのですが親の望みとは異なる行動が繰り返しみられる場合には対応に工夫が必要です。年齢的にはまだ未来の予測や過去とのつながりを理解できるわけではないので、その場でいくつかの選択肢を提示して「選びたい気持ち」を満たしてもらうようにする、環境を整えるなどして親の苦労を減らす、何かの方法で高ぶった気持ちを一旦静めてリセットするなどしてその時期をしのぐのがお勧めです。

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